ラジオ番組に出演した
先日市会議員の松岡さんという方から声をかけられてラジオに出演して来た。
FM千里というローカルラジオ局でパーソナリティもされている。元々は友達の知り合いで、数年前から時々お店に食べに来てくれている。
今回呼ばれたのは「社長さん、いらっしゃい」という番組で、お店始めるまでの経緯やこれから考えている事をインタビューするといった内容だ。打合せと称して一度お店に来てもらい、お店の始まりを聞かれるのかと思ったら子供時代の事からいろいろと尋ねられた。
よくカレー屋さん始めるきっかけとして「カレー売った事がある」
というい話はするものの、もっと前の子供の頃からの話や大学生時代の話、まで一気に話すのは珍しい。
時々そんな話をお客さんとする事もあるが、大抵の場合は『就職活動』だったり『部活』だったりとキーワードになるトピックがあって
そこから昔の話をする事はあっても一気呵成に話すのは初めての事だった。松岡さんとは同い年なので、
その時の時代の空気感みたいなもの共感しているので、話しやすく打合せは1時間半にも及び、その後の夜の営業はぐったりした。
番組自体は30分程度のものなのだけれど、ちゃんと話すべき事を決めておかずにダラダラと話していると時間が
あっという間に流れてしまうとの事で、事前に台本までもらった。 台本をもらったのも初めてでもし自分だったら多分口頭かラインで
「あの話とあの話をふるので~」みたいな事になるのだけれど、ちゃんと文字に起こしてエライなぁーと思った。
いずれにせよラジオなんて要領は全くわからないのでまな板の鯉状態なのでさっと目を通して松岡さんに進行は全てお任せするので気は楽だった。
当日、現場に入る前に最終の打合せがあり、話の流れでキーになるワードをいくつか出してくれとの要望があった。
自分の出したワードをきっかけに松岡さんが次の項目に話を切り替えたりする合図にするそうだ。これがなかなか難しくて基本的に一人で話すプレゼンやお客さんとの会話で苦手意識を感じる事はないのだけれど、二人で会話しながらワードを出すという縛りがストレスになった。
収録は30分だったけれど、時間は早く感じた。
前半は緊張して台本に目を落としてまともに会話できてなかった気がするが、後半はちょっとずつ慣れてきて
何となくこのゲームのルールがわかり始めた所で収録は終了した。
一連のやりとりで印象的だったのは打合せの時の松岡さんの縁を大事にするという話だった。
いかにも政治家らしい話だなぁと最初は思いはしたが、いろんな人の縁や紹介で今こうしているとの事だった。現に自分を紹介してくれたのも中学生時代の同級生で、その同級生も直接友達だった訳でもなく、親の関係で松岡さんを紹介された。よく考えると割と遠い関係のはずなのだけれど、今こうしてラジオの出演をしているのだ。
松岡さんとは打合せを含め2日間顔を合わせたのだけれど、スケジュールパンパンに入って人と会っておられ、午後2時の収録の前にも
3件程人と会う予定が入っていたそうだ。
自分とは真逆のタイプで、自分は昔から自分と合わないと思った人は割と割り切って疎遠になっていった。旅が好きだったので、一期一会の精神といえば聞こえがいいが、みんな環境や考え方が変わるので、徐々に自分と合わなくなる人は離れていく。 ちょっと淋しい気もするけど、頑張って繋ぎとめようとしたところでムリが生じるので割り切ってきたのだけれど、誰かと誰かを引き合わせたりするハブみたいになれる人っていいなーと思った。
初めての事だらけだったけれどいい経験をさせてもらった。
ラジオは12月の間は毎週月曜日に放送されるそうだ。緊張しまくっている自分の声が聞けるのでお時間ある方はぜひどうぞ。
FM千里