オンラインストア奮闘記
ネット販売開始
お陰さまでいくつか売れたのだけれど、カレーを発送するまでにいくつかトラブルが起こった。
とりあえず先行販売で懇意にしているリピーターさんに向けて
『冷凍カレー買って下さい』といった事を発信したら有難い事にいくつか注文が入った。
実際baseで物が売れたのは初めてだったので、一通り発送までの流れを把握したかったのだけれどやっぱりスムーズにはいかなかった。
管理画面に入れない
久しぶりにbaseのアプリを開いてみるとログインを弾かれてしまったのだった。
登録していたメールを確認してみると長い期間ログインしていなかったら再設定が必要なようだ。
住所も前の住所になっていたので、再設定して事なきを得る。
送料二重取り立て
リピーターさんから注文が入るとスマホにbaseに注文が入った通知が来る。
「おや?」と思ったのが設定した金額よりも高い金額が支払われていたのだった。
何だこれは・・・お客さんお店で買うよりめっちゃ高いお金払っているじゃないか。
計算してみるとbase手数料が14%も取られていた。
スタンダードのプランを見ると3%+40円、サービス料が3%なので、どう考えても計算が合わない。
「baseの野郎、やりやがったな」
有料プランに申し込まなかったばっかりに、後出しジャンケンで謎の手数料が取られたと思ったのだけれど、見直してみると原因がわかった。
料金設定の時に『送料込みの価格』と入力項目があったと思ったのだけれど、どうも自分の勘違いで
それとは別に送料価格の設定画面があり、お客さんから送料を二重に取ってしまっていた。
かくかくしかじかと説明して取りすぎた送料を返してようやっと、SNSで発信できるようになった。
リンクが張れない
とりあえずbaseでネット注文を取って発送の手続きまで行い一連の流れは把握できたので
Xとインスタに発信する事にした。
以前『冷凍カレーの販売始めました、こちから↓』とリンクを張っても買ってもらえなかったので、
ブログに一回飛ばしてから冷凍カレーのバナーを貼っつけた。 Xは問題なく出来たのだけれど、instagramの方はうまく文字列だけ貼れるのだが、何度やってもリンクが紐づかない。
ウチのアカウントはXよりもinstagramの方が全然見る人の数多いので残念だったが、今週はXだけの発信に留めた。
とりあえず最低限のネット販売の形は整えれたけれど、コレ、新規の注文入る事あるのか?という疑問が残る
困ったときの同業者
冷凍カレーを1セット配送するまででも割と大変だったので、何かノウハウはないかと今週は
知り合いで自営業やっている知人に話を聞いて周った。
MAHOT COFFE
曽根にあるお店。
お店始める前からお世話になっている店で、お店始める前からカレーのイベントを出させてもらった。
同じようにbaseのネット通販をやっていたので、話を聞きにいった。
もう5,6年前からコーヒー豆のネット通販をされていて、全く知らない所からもオーダーが入るとの事だった。
マホットさんはそんなゴリゴリに営業するタイプの店ではない。プッシュするよりもプル型、店の雰囲気や世界観で気に入ってもらった人に買ってもらうというプル型の営業スタイルだ。
もちろん長く事続けている成果だとは思うのだけれど
「えっ!?お店知らなくても注文入るの!?」と衝撃だった。
もちろんbaseから「コーヒー」と検索をかけたら買う事は可能なのだけれど、見ず知らずの店の物を画面上の印象で買うのか。
「冷凍カレーは送料が高い」といった話をしていると「ガラムマサラを卸とか何かのイベントの粗品で注文取れたらいいですね」
とアドバイスをもらった。アリかもしんない。
TAMURA
革職人さんのお店。
趣味でやってる合気道の繋がりの人でカレーとは全く関係がない。
個人で仕事を始める先輩で最初にbaseのやり方を聞いたのを思いだして、久しぶりにホームページを見にいったらめっちゃカッコ良くて驚いた。
やはりオンラインショップもやっていて、販売ページの完成度がすごかった。
お店のある庄内からほど近い中津に店舗があり、休みの日に遊びに行った。
自分にbaseを紹介しておいて、自分は新しい新しいプラットフォームを使うというのか、と訝しんだがそんな事はなかった。
「baseで有料のサイト使ってるんですよ」
そんなものがあるのか。
田村さんは先のマホットコーヒーさん同様、お店の世界観がしっかり確立されている。
百貨店の催事に時々出店されて、お客さんもinstagramやホームページから来られる人が多いに違いない。
有料のサイトに切り替えて反応も良くなったそうだ。
BASEの同じウチ(無料)との対比
右の方が全然印象いい。
スパイスカレーミルズ
川西にあるカレー屋さん
現在二店舗目を桜ノ宮に出そうとしている所で突貫工事をしている所で、少し前に、通販用の冊子をSNSにアップしたら
「勉強の為に見せて下さい」と連絡来たので遊びにきた。
代表の久木田さんは、お店をオープンする時に掃除のお手伝いに来てもらったり、わからない事があると
いろいろ教えてもらったり何かとお世話になった。
ミルズは業者にカレーのスパイスや冷凍のカレーを卸したり、小売りでネット販売もしている。
話を聞くと冷凍の送料は通常の送料に比べて高くパウダーに比べると冷凍のカレーの注文はやはり少ないそうだ。
「リピートしてもらうのが難しいんですよ」
何でもそうだが、最初に何か働きかける発信をしても継続が難しい。確かにリピートしてもらえる販売ロジックが思いつかなかった。久木田さんの場合は息するようにマメにXで発信しているので、そこから注文が入る事があるそうだ。
話聞いてわかった事
話聞いてみてわかったのは
・ネット販売はそんなに簡単ではないらしい
・でも、ちゃんと見栄させて続けていたら全くの新規のお客さんにも売れるらしい
・リピートしてもうらうのは大変なので、小まめな発信が大事らしい
といった感じか。
普通に社員で働いてた頃
「ネットショップを開いて簡単に副業ができます」
みたいな事をよく耳にした気がするけど、めっちゃ難しいじゃねえか。
ネット通販で見ず知らずの人からもオーダーが入るという事がわかったのは収穫。
リピートしてもらう為にはただ、ホームページに載せているだけでは難しいそうだからまた何か考えなくては。
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